七割生活,とほほ

ちょっとニッチな分野の文系研究者による日々の感想とか,いろいろ

わたしはなぜぐるぐる周りながら運転するかw

運転話。
 行ったことない場所にどうやって車を運転していくか。
今はナビがあるのである程度目星がつきますが、ナビのないとき、私は一応道路は地図で調べるのですが、実際には目的地の近所にある目立つ建物を目標にして運転してました。
 ので、最短距離というわけにはいかず、ぐるぐるすることもありますが結果的にはたどり着きます。
 昔鹿児島の地理がよくわかってなかったころ、他県から来たお客さんと同僚をのせて市内のある場所に行きました。わたしが例によって入る道を間違えぐるぐる回って着いたところ、同僚できっちり道順を覚えていて、整理整頓掃除もきちっとやる方が「どうして事前にちゃんと道順おぼえてないんだっ!」と言いました。
 はて?なんでだろう?方向音痴ではありません。つらつらと考えたら、やはりマレーシアでの運転経験でそういうクセがつくことが分かりました。
 つまり、マレーシア大都市ってものすごく一方通行が多いんですよ。道路地図も持ってましたが、事前にここの通りにはいろう・・・とおもっていくと逆方向一方通行だったりして迂回しなければならず、ぜんぜん地図だけではあてにならない。
 しかも、しょっちゅう道路工事をしていて、いきなりある日「今日はこの幹線道路が通行止め、来年2月まで」とか看板が立っている。迂回路の指示もこっちはナントカ道路、こっちはカントか道路と道路名指定です。
 ということは、広い範囲の迂回路と道路名をアタマに入れていないと目的地には到着できないわけで、自然と目的地までの道路というより道路網全体を把握することになりました。一方通行の可能性をいつも考えてないといけないんです。
 最近ではクアラルンプルは高架鉄道国鉄路線が充実して車無しでもうごけるようになりましたが、わたしがよくいくペナン島ジョージタウンはそれこそ一方通行の嵐です。空港から市内のホテルにすんなり到着するまでの道筋をひとつまちがうととんでもない山の上に行きます。
 そして、田舎の道路はこんどは村か町の名前しかないわけで、ここもぐるぐる走り回り、村にいくには未舗装道路にはいることもあり、怪しいとおもいつつ進んでいくと轍が一本になっている・・・・しまった、バイクしか通れん幅になるのか・・・バックじゃ。とあぜ道バックなどしてます。
 たぶん一生こういう、迷走運転は続くでしょうw