七割生活,とほほ

ちょっとニッチな分野の文系研究者による日々の感想とか,いろいろ

マレーシア式ドライブ

論文書きから逃避中。
 マレーシアで運転免許とった私は、当時仮免テスト問題50問(英語とマレー語),理論教習が1時間、教習所練習が15 時間,うち路上は3時間,で免許とりました。(教習所,試験の費用全部で25000円でした)教習所はクアラルンプルの街の真ん中にあり、洪水になると水没する有様でしたが、そこへ郊外のマラヤ大学寮から友人のカブ80ccに無免許で20分〜40分ほど運転して通ってました。なので、一方通行の多いKLの道路事情に詳しくなり路上教習は2時間でパスしました。
 マレーシアの交通ルールは英国とほぼ一緒なので、日本に帰ってきたときにはそのままJAFに頼んで免許証を翻訳してもらい、日本の免許も取得しましたが、マレーシアの免許も更新し続けてます。留学中は中古車を買い、80〜130キロで飛ばしてましたが、それが一般感覚でした。車間は1m以下でいいんだと思ってました。そうでないと渋滞で割り込まれるからです。インド人の友達についていくと渋滞道路の路肩を80キロで飛ばすし(ついていけた)、角を曲がるときにセカンドにギアを落とすことをしりませんでした(もちろんマニュアル車です)。スコールで道が水没してるときにはファーストギアで高速で突っ切るほうがいい、とか、20キロで走る過積載トラックをおいぬかないと500キロメートル先の調査地に着くのに時間がかかりすぎるので、対向車線に飛び出て四〜五台をごぼう抜きするとか、オーバーヒートに備えて常にトランクにはペットボトルの水、ワイパー故障に備えて、石けんを用意する、オイルは毎回黒さを点検する、とかいうクセがつきまして、日本に帰ってくると不審な目で見られました。(マレーシア交通規則では車は白線をタイヤで踏んで停止することになっており、日本でそれやっていて横断歩道の歩行者ににらまれるのはなぜだろうか?とか思ってました)
 都心も田舎もはしっているので、経験だけは豊富になり、特に、大阪市内の阪神高速環状線の離合のガンとばしあいでは絶対負けませんww。かなり不良運転です。