七割生活,とほほ

ちょっとニッチな分野の文系研究者による日々の感想とか,いろいろ

「将来なにになりたいか」の問いを強制することについて

入学式、成人式、卒業式、その後の飲み会とかいっさい興味がなくて嫌いな私。もちろん、自分の成人式には行きませんでした。
 で、成人式といえば。
近所の小学校で「半成人式」と称して10才の子供らに「将来したいこと」などを考えさせる「式」が有名になって毎年ローカルニュースでどっかの局が取材。ん〜〜〜。こういうのも私は嫌いなんですよね。まあ、10才くらいだとまだひねてないからいいかな?とはいえこういう「期待される子供像」ってなんなの気持ち悪い。
 小6の時の私は「卒業文集用に将来の夢を書け」と教師に指示され、同級生が卒業文集に野球の選手、とか保母さん、とか書いているのに、
「将来の夢なんて考えたことない。だいたい今からそんなこと決めるのオカシイとおもう」などと作文して,「将来の夢」を書くまで、居残りさせられました。いまでもどう考えても、あの教育は間違っていると思う。
 なお、強要されていやいや書いた夢は「作家になる」でした。なぜなら、作家ならなれなくてもダレにも責められないし、迷惑掛けないから。そこまで考えてました。
 太宰治にはまっていたイヤな子でしたw。