七割生活,とほほ

ちょっとニッチな分野の文系研究者による日々の感想とか,いろいろ

三年目の災難

自分のブログの名前とアドレスを忘れておりました。
で、久し振りに書くことになったのは、乳ガンになったからです。
ステージがIIaでまだ転移はしていないようなので、抗がん剤からはじめますが、あと数日で専門病院に入院して、まず、胸に抗がん剤注入用のカテーテルを入れて、抗がん剤治療。副作用の様子など見ながら、一〇日ほどで退院して、後は通院で三週間に一度の抗がん剤点滴。それを暫くつづけて、一〇月末には抗がん剤と薬の種類を変えるために再び入院一週間予定。さらに毎週通院で抗がん剤点滴をつづけて、来年になってから、胸のガンの摘出手術です。とほほ。
 気がついたのは自分での触診でした。ガンと乳腺炎の区別は境目がはっきりしないかしているか、で、これは怪しいとおもい、主治医から紹介されてマンモグラフィ、エコーを受けたら、自分でみても、あ、がんだわ、とわかるような。というよりマンモグラフィーが痛い。ない乳房を寄せてつまんでおしつぶして撮影ですよ。涙でました。
 それからが、どこの病院がいいかと紹介され、一応全国でも三位にはいる評価のある病院が鹿児島市にあることがわかりそこに紹介されて、入院することになりました。
 ここまでくると、まな板の上の鯉なので、おまかせするしかないのですが、まずは、お尻まで届いていた長い髪を切り、抗がん剤の影響で「必ず、禿げます」と宣言されているので、保護用の医療帽子を買い、一応医療用カツラも買い、病院がくれたパンフレットを読んで、入院してる間はいいですが、退院したあと、勤務を病欠にするのか通勤できるのか、これが難しいところ。副作用は脱毛のほか、高熱、吐き気、全身倦怠など、このブログの七割生活以下ではないですかあ。五割生活になるのか。
 これで、入院手術は三年目(それぞれ理由はチガウ)なので、たまたま海外出張するような研究ははずしておりますので、そっちはいいですが、「仕事できない」
 面倒でございます。
 なお、したのブログのメジロちゃんたちは、桜が咲き出すとさっさと去ってしまい、さすが、野生の小鳥でございます。かわいがっていたのに薄情な奴らめ。
 というわけで、今度は手術だけでなく、なが〜〜〜い、おつきあいの病気持ち二種となりました。なんとか通勤できる程度だったらなんとかなると思うので、副作用が強くでないことをねがいますわ。